あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いいたします。
大泉洋さんの異常なテンションが印象に残ったNHK紅白歌合戦が終わり、ゆく年くる年へと変わる大好きな瞬間。歌合戦が無観客ということでいつもの動から静への落差がないのでは?と心配していましたが、意外といつも通りの感じでした。
この番組を見ていると気持ちが厳かになり、一気に新年がやって来る空気感に包まれます。この習慣はかなり幼い頃からずっと続けているのですが、今思えば小さな子供がテレビの前に座り、じっとお寺の風景を凝視している姿はかなり異様な光景だったのではないでしょうか。今お子さんが、同じようにゆく年くる年を見ていたら要注意です。僕のような歪んだ大人になってしまう可能性がありますよ。
新年といえば、「〇〇初め」とか「初〇〇」とかをやたらと意識してしまいますが、特に「初夢」は誰もが意識しますよね。僕もいい初夢を見るのを期待しながら新年1回目の眠りにつきました。
そして起床。以下が僕の初夢の全貌です。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
熟睡し過ぎて夢を見ませんでした。
ただただ質の良い眠りだったという、喜んでいいのかよくわからない結果となりました。今年も波乱の予感がする・・・。
「皆の者、あけましておめでとう!」
「あけましておめでとうございます!殿。本年も殿の為に楽しいものや美味しいものを探し求める所存にございます。」
「新年から良い心がけじゃ。楽しみにしておるぞ。」
「殿、早々に客人でございます。」
「誰じゃ。」
「井村屋が殿との謁見を求めております。」
「通せ。」
「殿、あけましておめでとうございます。井村屋の手乗玉五郎にございます。」
「むむっ!?おぬし井村屋ではなく、丸美屋の手の者であろう。」
「いえ、表面上の肩書きは丸美屋ですが、実は井村屋のスパイなのでございます。」
「そうか井村屋、そちもワルじゃの~。」
「いえいえ、お館様ほどでは。フッフッフ。」
「今日は何用じゃ。」
「殿の為に、尾頭付きの鯛をお持ちしました。どうぞ、お納めくださいませ。」
「我が井村屋が誇る、たい焼きアイスにございます。」
「おおっ。なかなか立派な鯛じゃ。礼を申す。さっそくいただこう。もぐもぐ。うーん、これは素晴らしい。中のアンコのクオリティが半端ないな。さすがは井村屋。」
「ははっ!お褒めに与り嬉しゅうございます。では、私は丸美屋へ戻ります。」
「わしは丸美屋ののりたまふりかけも大好物じゃ。良しなに頼むぞ。」
「はっ!」
「ん!?外が騒がしいな。何があった?」
「殿、門前にて怪しげな蛮人を捕らえました。いかが致しましょう?」
「連れて参れ。」
「はっ!貴様、こちらへ来るのだ。」
「面を上げよ。」
「おお、おぬしは年末におもちゃやお菓子を配っておる者ではないか。どうしたというのだ。」
「シンガタコロナノセイデ、クニヘカエレナクナッタノデス、トノ。」
「それは不憫じゃな。おぬしの活躍は子供たちから聞いておる。どうじゃ、この機会にわしに仕えてみないか。」
「アリガトウゴザイマース。ワタシハナニヲスレバヨイデスカ?」
「そうじゃな。その背中のスペースを生かして、源氏パイの運搬をしてもらえぬか。一度、背負ってみよ。蔵の中の源氏パイを持って参れ。」
「とりあえず3セットお持ちしました、殿。」
「背負ってみよ。」
「ピッタリ3セットハイリマース。」
「うむ、その凛々しい姿。まるで二宮金次郎の像のようじゃ。そなたに『令和の二宮金次郎』の称号を与えよう。今日から『キンタクロース』と名乗るがよい。」
「アリガタキシアワセー。」
こうして使い道に困っていた「エクチュア」さんで買ったクッキーの空き箱の生きる道が示されました。良かった良かった。新年から幸先が良いぞ。今年はいい年になるに違いない。
しかし新型コロナ、まだまだ先が見えませんねえ。早く終息して欲しいもんです。医療従事者の方々、正月休み返上で頑張っていただき、本当にありがとうございます。今年こそは東京オリンピックが開催できるのでしょうか。そして僕の望みはこちら。
バンド活動の再開。
この状況が続けば、いつもお世話になっているライブハウスやスタジオが潰れてしまいかねません。
早く本物のドラムセットを叩きたーい!
と思うのであれば、
鬼滅の刃ばかり読んでないでドラムの練習すれば?
はーい、正月明けたら練習しまーす。たぶん。
皆様にとって、今年が良い年となりますように!
今日の1曲:The Rolling Stones「夜をぶっとばせ」