がっちの航海日誌

日々の些細な出来事を、無理やり掘り下げます。

荘川ガレットは蕎麦の香り高き

遂にビタミンG(学名:岐阜好好栄養素)を摂取する日がやって来ました。

岐阜を訪れることでしか得られない貴重なビタミン。

一部の人々には欠かせない栄養素です。

10月初旬の岐阜行きがキャンセルになったことで、僕の禁断症状は限界を迎えていました。

今回は2泊3日の飛騨旅行。

そして天気は、

雨雨雨雨雨ーっっ!!

おい。

しかし今回、大阪から岐阜へ向かうにあたって、雨など気にならなくなるほどの、非常に楽しみにしていたことがありました。

夢のような道路が8月末に完成していたのです。

 

東海環状道、大野神戸IC~本巣IC間が開通しました!!

 

シーン・・・・・。あ、あれ!?何この反応の薄さ・・・。

まあほとんどの人は関心がないかもしれませんが、関西方面から岐阜の北部へ向かう人にとっては、これほどありがたい道路はありません。

どれだけありがたいかを分かっていただく為に、最先端のAIマップを駆使してご説明いたしますと、

こういうことです。

要するに、地獄の渋滞区間として悪名高い、名神高速道路の一宮IC付近を通らずして、岐阜の美濃関ICまで一気にワープ出来るのです。

と、これだけ説明してもまだ反応が薄そうですが、

祝!大野神戸IC~本巣IC間 開通!!

バンザーイ、バンザーイ!

ちなみに大野神戸の「神戸」の部分ですが、「こうべ」じゃないですよ。

「ごうど」と読みます。

僕も岐阜に興味を持つまでは、「こうべ」と読んでいて、何故ここを左に行くと神戸なんだ!?と不思議に思っていました。

夢にまでは見ていないが、楽しみにしていた本巣サービスエリア

もとまるカフェ&マルシェという施設が併設されており、今後お世話になりそうです。

本巣まで高速道路で一気に来れる日が来るとは。いつかモーニングをしに来たいな~。

こちらはカフェがありそうな雰囲気をプンプン漂わせながら、トイレしか無かった
岐阜三輪パーキングエリア

これから岐阜市へも行きやすくなります。

開通したエリアは岐阜モーニング王国の中でもハイレベルなお店が群雄割拠する地域。

東海環状道改め、

西濃モーニング道と名付けましょう!(勝手に変えるなー)

 

さて、今回の飛騨旅行。

高山に到着したらまずやりたい事がありました。

「地元の人々に愛されるお店でおにぎりを買って、宮川の河川敷でランチをする」という予定だったのですが、天気がだんだんと怪しくなってきました。

予報では完全な雨予報だったので、この予定は実現出来そうにありません。

そこで急遽予定を変更。

手前の荘川ICで降りて、お店でランチをすることにしました。

 

荘川といえば、荘川桜」と並び、蕎麦の名産地としても名高い所。

以前に僕のブログでも「むろや」というお店を紹介しました。

そちらのお店は、蕎麦と豚カツのコラボが抜群の素晴らしいお店でしたが、今回訪れたお店も、蕎麦だけではありません。

荘川名産のそば粉を使った「ガレット」がいただけるというのです。

ガ、ガレット・・・!?

フランスのブルターニュ地方が発祥のクレープっぽい料理ですが、荘川のイメージと結びつきません。

でもフランスのガレットもそば粉を原料としていたはずなので、うってつけの料理とも言えそうです。

全然誰も降りてこない「荘川IC」で高速道路を降り、今にも雨が降りそうな荘川の地へ降り立ちました。

降りてすぐの所に道の駅があり、町のシンボルである水車が出迎えてくれます。

ここから3kmほど南下した所が本日の目的地。

牧戸橋のたもとにある旅館。既にガレットののぼりがはためいています。

荘水館

「ザ・旅館」といった佇まいが旅情をそそります。

旅館の名前と同等の大きさで荘川ガレットの看板を掲げています。

かなりの推しの強さです。

のれんも「荘川ガレット」。このガレットへの依存度の高さ。期待出来るなあ。

靴を脱ぎ、のれんをくぐって中へ入ると、

素敵な空間と共に、番頭のトトロさんがお出迎え。

「そこの鐘鳴らしてや。」

しかし鐘を鳴らす前にスタッフさんが出て来てくれました。

入って右側が荘川ガレット」のお店になっていました。

4人掛けのテーブルが半個室っぽく仕切られたとても落ち着く空間。

明るくて、温かさも感じるほっこりとした雰囲気です。こりゃええわ。

更に感動したのが、この景観に配慮した非常誘導灯

最近、町中でも景観を無視した建物が増える中、室内の景観にまで配慮する心配り。

ス〇薬局や〇ンキホーテにも見習ってほしいもんです。

ここは絶対いいお店だ!さあ勢いよく注文するぞ!

欲張って「おそばとガレット」のセットを注文しました。

やっぱりノーマルの蕎麦も食べたいですからね。

まずはサラダ

「清流の国ぎふ」は野菜も一味違います。綺麗な水の場所で採れる野菜はみずみずしさが飛びぬけてます。

上に載ったカリカリの蕎麦が早くも良い香りを放ってきました。

不動のリードオフマン近本のようなサラダです。

そして早くもクリーンアップが登場。めちゃめちゃ普通の見た目と共に荘川が誇る蕎麦が降臨!

いや、よく見ると普通の見た目ではありません。

このツヤツヤ美肌。空気や水が汚れた地域では絶対に出せない顔色です。

そしてお味は全然普通ではなく、抜群の美味しさ。

蕎麦の香りっていいな~と再確認。さすが荘川の蕎麦!

期待に応えてくれる森下のような蕎麦でした。

そして遂に4番バッターが登場!

 

カッポーン!見た目で既にホームラン。

野菜のガレットが満を持して登場。

食べて見ると満塁ホームランでした。

口中に広がり、鼻を突き抜け、脳を支配せんばかりの蕎麦の強烈な香り。

そこに鮮度抜群の野菜たちが追い打ちをかけてきます。

最初はナイフとフォークでフレンチっぽく食べていましたが、ぐちゃぐちゃになって来たので、箸に交代。

やはり日本のガレットには箸が似合う(言い訳すなー)。

これは美味しいわ!これほど蕎麦の香りが際立ったガレットは食べたことがありません。

正に今年のホームラン王サトテルのようなガレットでした!

こっそりと添えられた冷たいコーンスープも美味しかったのですが、

スプーンをよく見るとミスドの景品でした(笑)。

景観に配慮してるな~(何が?)。

 

蕎麦とガレットの豪華共演で大満足でしたが、まだまだ僕の食欲は止まりません。

デザートのガレットも注文していました。

ハニーナッツのガレット

うーん。これはおやつとしては美味しいんですが、ハニーに負けて蕎麦の香りがイマイチ感じられませんでした。

日本シリーズでは調子が悪かった大山のようなガレットです。

割り切ってクレープとして楽しめばOKです。

しかし横に添えられた珈琲とは抜群の相性の良さで、守護神岩崎のように最後を締めてくれました。

ええ試合やった!(試合?)

ごちそうさまでした!

 

予想を上回る試合展開に大満足し、荘川を出発して奥飛騨へと向かいました。

さっそく雨が降り出してきましたが、まだそれほど大雨というわけではありません。

最高品質のビタミンGが摂取出来る常宿・槍見館に無事到着。

テレビで天気予報を見ると、翌日は完膚なきまでの雨予報。

しかし天気予報など当てにならないほど天気が急変するのが奥飛騨という所。

実際、過去には何度も雨予報を覆す奇跡が起こりました。

しかし今回に限っては・・・

 

奇跡は起こりませんでした。

 

翌日、観光もくそもない大雨が非情に降り続く展開となったのです。

(次回に続く)

 

今日の1曲:中島みゆき蕎麦屋