(前回の続き)
1軒目「喫茶サン」の想像を超えるハイクオリティな内容でスタートを切った夢のイベント、「岐阜モーニングサミット」。
しかしこのサミットが1軒で終わるはずもなく、間髪入れずに次のお店へと向かいました。
2軒目も同じく岐阜市内。
昭和レトロ全開の「喫茶サン」とは対極にある、令和パワー全開の今風なカフェが三銃士を待ち構えていました。
と、その前に。
がっちエリアマネージャーがお店の前にある自動販売機に興味を示しました。
なんか色々と・・・気になるな・・・。
気になったまま、お店へ。
カムカムスワロー
隣にある「近石病院」が運営する開放感抜群のお洒落カフェ。
「喫茶サン」の後にこの建物を見ると目がチカチカします。
中に医療相談窓口があったり、管理栄養士が常駐しているなど、病院らしい健康がコンセプトのカフェですが、地域密着型のコミュニティスペースとしての役割も果たしているようです。
そこら中から外の光が差し込む、異様なまでに明るい店内。
モーニングが出てくるような雰囲気は全く感じませんが、こういうお店でもドリンク代のみでのモーニングサービスがあるのが岐阜県。
ドリンクはホットチャイに。
そしてモーニングサービスは、
プリンが主役のプレート。
見てるだけで病気が治りそうです(岐阜病は不治の病です)。
ちょっと酸っぱめの独特のドレッシングが美味しいサラダ。
プリンはこれ単品でも十分メニューになるクオリティ。
1軒目でしっかりと朝食を摂り、2軒目はデザートをメインに。
阪神タイガースの投手陣を思わせる見事な継投です。
会長はドラゴンズファンですが(笑)。
昭和レトロからの令和カフェ、食事からデザートへ、緩急自在のプランニングに唸る関西エリアマネージャー。
「私もこんなプランを立てられるように、もっとモーニング道を追求しなくては。」
仕事の時には全くないが、こんな時だけ火がつく探求心。
やはりこのサミットはただのモーニングはしごではない。一段上の崇高な空気感が漂っていました。
ごちそうさまでした!
と、2軒目が終了したところで、こいち会長秘書は別件へ向かう為にサミットから離れることになりました。
一旦、鏡岩緑地駐車場へと戻ります。
この日は雨の予報で、実際にさっきまでは降っていましたが、この頃には太陽が顔を覗き、奇跡の青空が広がってきました。
奇跡続きのモーニングサミット。織田信長公がサミット開催を喜んでくれているのでしょう。
岐阜を訪れる度に、よくあんな高い所に城を造ったもんだと感心します。
工務店の皆さん、お疲れ生です!
そして岐阜といえば清流。清流といえば長良川。
いいなあ綺麗だなあ長良川は。
普段は淀川の文字通り淀んだ水の流れを見ているので、余計にそう感じるのかもしれません。
淀川も以前に比べると、天然の鰻が生息するまでに綺麗にはなったのですが、長良川に比べると、まだまだです。
ところでこの石の柵、なにやら不思議な差込口があるのがおわかりでしょうか?
これはなんと、畳の差込口なのだそうです。
長良川が氾濫しそうになった時に、各家庭から持ち寄られた畳をここへ差し込み、氾濫を防ぐのだとか。
へえ~、へえ~!20へえ~を超えるトリビアです(古っ!)。
村井会長はモーニングだけではない、岐阜県を知り尽くした男。
最強の観光ガイドです。良いガイドさんがいると、旅の楽しさは何倍にもなりますね。
そして長良川といえば、
鵜飼。こちらは観覧船。いつか観てみたいもんです。
対岸には鵜匠さんの船が。カッコいい~!
と、途中で少し停まりながら、鏡岩緑地駐車場に帰還。ここで「数字を獲れる男」こいち会長秘書とはお別れです。
イメージしていた通りの好青年でした。グループに1人いると、場が華やぐタイプですね。楽しかったです!またお会いしましょう!
ここからは村井会長と、「数字を獲れるわけがない男」がっちエリアマネージャーの2人旅です。
もちろん次の目的地は、「3軒目のモーニング処」。
お昼を過ぎてもモーニングが続く美濃の国。行かないという選択はありません。
でもその前に、「岐阜に関わる者であれば行かなければいけない所」へと立ち寄りました。
岐阜の守護神。
1900年以上もの歴史を誇る古社にして、岐阜県随一のパワースポット。
モーニングサミットの報告と、今後の協会の発展をお祈りする為に行ってきました。
すごくカッコイイ神社です。
中でも最も強力なご利益があるとされる黒龍大神。
この階段から先に進むと、空気感がピーンと張りつめていて、確かに普通の場所ではないな、と感じました。
とても珍しい「逆立ちする狛犬」。
さて、守護神へのご挨拶も無事終わり、出発・・・のはずだったのですが、避けては通れないスポットが神社の脇にありました。
むむっ!?何だここは?
鯛焼きとかき氷のお店!
福丸
地元の方々に大人気のお店だということなので、突入!
あ、あれ!?次のモーニングは??
どうしても我慢できませんでした。すいません。
鯛焼きを1つずつと、かき氷はモーニングを2軒行った後だったので、氷の量を減らしてもらい、シェアすることにしました。
パイン氷
これで氷減らしてるの!?パインも大量です。これがなんと600円。
大阪市内なら1500円はします。氷も上質で、これだけの為に真夏の岐阜を訪れてもいいな、と思わせる逸品でした。
吹き抜けの心地よい空間でいただくかき氷。モーニングの箸休めにも最適です。
そしてしばらくして、香ばしい匂いと共に、
1つずつ丁寧に焼き上げる’’天然’’の鯛焼き。
外カリッカリの中モチモチ、あんこミッチミチの極上品。
120円。安っ!
最高やんけ!
テンションが上がったエリアマネージャーは、遠くてそんなに来れるはずもないのに、
ポイントカードを作ってしまいました。
期限がなさそうだし、いつかハンコで埋まりますように。
ここもある意味パワースポットでした。いいお店やで~!
ごちそうさまでした!
では、3軒目へ!
の前に・・・
前から紙の地図を見ていた時に気になっていた「金華山ドライブウェイ」へ。
ドライブウェイというよりは木々が鬱蒼と茂る峠道のような雰囲気でしたが、とても気持ちよく、
上の展望台からは岐阜市内から遠く名古屋まで見渡せる絶景。
特にこちらの場所はせり出した岩場から眺める、足がすくむほどの絶景スポット。
公式の展望スポットではないので落ちれば自己責任ですが、凄い迫力でした。
会長はよくここで1人ボーッと遠くを眺めながら過ごすのだそうです。
贅沢な時間だな~。
では、いよいよラストの3軒目へ!
朝からモーニングを2軒はしごし、間には誘惑に負けて鯛焼きとかき氷を。
普通であれば、もうお昼ご飯は抜いてもいいかな、という腹具合。
でも夜までは持たないかな?
こういう時に非常に便利なのが岐阜が誇る「一日中モーニング」という文化。
少なめのお昼ご飯を取りたい時に最適なのです。
まあお店によっては少なくないので注意が必要ですが(笑)。
本日ラストを飾るのは、
え?どこ??
木をかいくぐってよく見ると、
お店の看板発見。木がブイブイいわし過ぎて、いろんな情報が隠れてしまっています。
茶徠(サライ)
ラストを締めるのに相応しい店名です。
完全に看板を見せるのがどうしても嫌なようです。
では入店!
どう見ても地元民しかいない、とても落ち着いた雰囲気。
席の間隔もゆったりと取ってあるので、寛ぎ度が高いです。
では、午後のモーニングサービスを!
まずは珈琲。器がウェッジウッドだ!割ったら大変だ!
会長の抹茶ラテが凄かった。
そして付いてくるのは、
白黒映画のようなプレート。
とても美味しいホットサンドに、
何故かひじきの煮物、
具だくさんのヨーグルト。
スープもついて、もちろんドリンク代のみです。
量もちょうどよく、「少なめのランチ」に最適でした。
ごちそうさまでした!
これにて第一回岐阜モーニングサミット、閉幕です!
時間があれば晩ご飯にもう1軒、モーニングに行きたかったのですが、明日は仕事。
もう大阪へ戻らないといけない時間です。
鏡岩緑地へと戻り、第二回目のサミットを約束して解散となりました。
3軒共、さすがの会長セレクトと思わせる素晴らしいお店ばかりでした。
しかし今までに僕が経験した岐阜モーニングは、まだまだ氷山の一角の中の一角。
村井会長ですら、まだまだ未知のモーニングがあるといいます。
果てしなく広がる岐阜モーニングの宇宙。
これからも会長からの情報をパクりながら、探求し続けていく所存であります。
「また来るよ、岐阜県!(すぐに)」
ホット~サンドの~ サライの店へ~ ♪
いつか帰る~ すぐに帰る~ ♫
岐阜へ~ 帰るから~ ♩
念願の岐阜モーニングサミットを大成功の内に終え、がっちエリアマネージャーはご機嫌で口ずさみながら、大阪へと帰って行きました。
その表情は「浪花の加山雄三」と呼ぶに相応しい威厳に満ち溢れていました。
「次は『24時間モーニング』というのも悪くないな・・・。」
お前、夜は起きれないだろうが。
岐阜好きのバイブル、村井会長のブログです!
↓
今日の1曲:子門真人「およげ!たいやきくん」