がっちの航海日誌

日々の些細な出来事を、無理やり掘り下げます。

年忘れ にっぽんのブログ 2023

暑かった!という印象が異様に強かった2023年も終わりを迎えようとしています。

でも「暑かった」と同時に「熱かった」年でもありました。

WBC侍ジャパン優勝に始まり、阪神タイガース日本一で締めくくるという「野球」の印象が強かった年でしたね~。

まあそれは関西限定だとは思いますが、オオタニサーンの活躍には今年も日本中が熱狂したのではないでしょうか。

そして年末、ドジャースとの契約金の話を聞き、働く意欲を失った人々も多いのではないでしょうか。

自分の年収を大谷選手ならどれぐらいの時間で稼ぐか、というくだらない事を考え、自らが傷つくという愚かな会社員がどれだけいたことでしょう。

ちなみに僕の年収を大谷選手はなんと・・・・・

 

さて、今年は個人的には大きな節目の年でもありました。

私、がっちは先日遂に、50歳になりました!

 

言動は未だ12歳ぐらいのレベルですが、この世に出現してから半世紀もの時間が経ちました。

お母さん、産んでくれてありがとう!

最高のパートナーや仲間たちに助けてもらいながら、何とか生きていますよ。

毎年、年末になるとやって来る誕生日ですが、50歳という響きには何かいつもとは違う特別なものを感じました。

年末のバタバタしたクソ忙しい時に生まれてくるという、もう既にその時点で周りに迷惑をかけていた僕。

誕生日に自分が生まれた病院の近くを通った時、50年前は一体どんな状況だったんだろうか?と色々想像していました。

可愛い赤ちゃんだったんだろうか?

変った赤ちゃんだったんだろうか?

50年後の僕から察するに、後者だったに違いありません。

 

年末が誕生日であるのをいいことに、子供の頃は誕生日プレゼントとクリスマスプレゼントを一緒にされてしまい、悲しい思いをしました。

しかし大人になった今では、それを逆手に取るようになりました。

毎年妻に対し、「クリスマスだから」という付加価値を誕生日に付けて、普段は行けないような「高額なディナー」を要求しているのです。

 

しかも今年は生誕50周年の記念の年。

例年以上に高額なディナーを要求しました。フッフッフッ。

 

心斎橋へ!

もう入口が高そうだ。

三田屋本店 ーやすらぎの郷ー 心斎橋パルコ

兵庫県三田市に巨大な本店を構える高級ステーキ店。

こちらのパルコ店は今年出来た新しいお店で、心斎橋PARUCOの13階にあります。

下界の心斎橋筋商店街の喧騒感からは考えられない、格調高い空間です。

「いらっしゃいませ」

恐っ!

何故このようなお面が飾ってあるのかといいますと、こちらのお店には

能舞台があるのです。

三田市の本店にある舞台ほど大きくはありませんが、ただのインテリアではなく、本格的な能舞台です。

実際10月には狂言師野村萬斎さんの公演が行われたそうです。

まだ誰も来てません。僕が小浜国の王子だと気づいて、他の予約を断ったのでしょうか(この後、どんどん席が埋まっていきました)。

この「和」の雰囲気がたまりません。

ではガッチ王子の生誕50周年を記念しまして、乾杯!

ルネッサーンス!といつものようにソフトドリンクをグイッと。

 

本日唯一にして最後のアルコール、梅の食前酒

僕にはこれで十分です。

 

お洒落過ぎる前菜

この異様な曲がり方をしたスプーンは・・・

厨房にユリ・ゲラーがいるようです(古っ!)。

 

早くも肉が牙をむきました。

ローストビーフが野菜の上に載ってドヤ顔をしています。

そしてそのドヤ顔も当然だろうという美味しさです。

 

出たっ!三田屋本店名物「ロースハムのオードブル」

ステーキよりもこちらが目当てでやって来る人も多いという、伝説の逸品。

ハムの美味しさもさることながら、ドレッシングが絶品中の絶品。

玉ねぎとの相性も抜群で、永遠に食べ続けたくなります。

以前は1回だけおかわりが出来たのですが、今はもうやってなさそうでした。

 

ハーフタイムのホイッスルが鳴り(僕の頭の中だけで)、前半戦が終了。

シャーベットで休憩です。

 

後半戦はスープでスタート。

そして、

 

メインのヘレステーキがジューッという重低音と共に降臨。

ウェルダン派のガッチ王子は必死に焼きました。

ええ色や~。

これをさっぱりとしたタレと極上のご飯と共にいただきます。

ステーキはとんでもなく柔らかく、やっぱり三田屋本店は凄い!と再認識。

「ガムみたいにずっと噛んでいられたらいいのにな。」

王子は50歳とは思えない発言をいつものように繰り返していました。

 

さりげなく添えられた梅干しがまた絶品で、隅々まで抜かりはありません。

めくるめく豪華絢爛な食事絵巻にKOされ、幽体離脱しそうになった時、

とどめのデザートが王子をこの世に戻しました。

 

おいおい、またユリ・ゲラーがスプーンを曲げてますよ。

モンブラン、アイスクリーム、スポンジケーキと王子の好きなもの3連発です。

再び昇天しそうになった時、能舞台でホログラムによるショーが始まりました。

 

がっちうまれて~ ごじゅうねん~~

 

もうちょっと~ しっかりせえよ~~

 

珈琲とデザートが身に染みた、心斎橋の夜。

ごちそうさまでした!

そしてありがとう、がっち夫人!

 

この後は年末の恒例行事である、イルミネーションで彩られた御堂筋を梅田まで歩きました。

イルミネーションは平和な場所、平和な時でないと出来ません。

日本が平和であるありがたさを噛みしめると同時に、世界中でイルミネーションが出来るようになることを祈りながら歩きました。

 

梅田に着くと、「日本一」の垂れ幕を掲げた阪神百貨店が見えてきました。

い、いつまで浸るの優勝気分に。まあ次がいつになるかわかりませんからね。

今年は大目に見てあげて下さい。

 

最後の締めはグランフロント大阪の素敵なクリスマスツリーを拝みました。

 

さあ帰ろうかと外へ出ると、

配達中のサンタさんトナカイさんが広場で休憩していました。

 

サンタ兄さん「なんかきっついな~、今年の配達。」

 

トナカイ翔平「時間指定が多いっすね~。」

 

サンタ兄さん「昔は夜中に一気に配れたんやけど、最近は夜中まで起きてる子供がいてるからなあ・・・。難しい世の中になったもんやで。」

 

トナカイ翔平「この業界もそろそろ働き方改革を考えて欲しいっすね~。」

 

サンタ兄さん「ほんまやなあ。そらこんなんやったらサンタ不足にもなるで。」

 

未来を担う子供たちの為に頑張ってくれてありがとう、サンタ&トナカイさん!

 

来年はみんなが笑っていられる世の中になりますように!

 

今年も「がっちの航海日誌」を最後までご覧いただき、ありがとうございました!

最近パソコンの調子が悪くて、毎週更新が出来なくなっていますが、それでも更新すれば毎回見てくださる方々がいることに、とても感謝しています。

気分が落ち込んでいた頃に、うさ晴らしの為に始めたこのブログですが、

気が付けばもう3年半の歳月が流れました。

いつまで続けられるかはわかりませんが、来年も引き続きお付き合いのほど、

よろしくお願い致します。

では、最後に一言。

 

ダイハツの経営陣、ちゃんとしろよ!!」

 

それでは皆さま、それなりに良いお年を!

 

今日の一曲:The Beatles「Now & Then」